
富山湾は「あいがめ」と呼ばれ、急に深くなる日本海側でも有数の深海の湾です。
この急峻な深度が白えび、ホタルイカなど様々な「キトキトの海の幸」を産み出してきました。そんな深さ333メートルから汲み出した深層水を利用したのが深層水体験施設タラソピアとほたるいかミュージアムです。

タラソピアはミネラル成分たっぷりの深層水の使った歩行浴やジャグジーなど、全12種類のアイテムや国産昆布パウダーと深層水を配合したフェイス、ボディパックが楽しめますよ。
(歩行浴、ジャグジーは予め水着をお持ち下さい)

また、ほたるいかミュージアムは、富山湾の神秘ホタルイカを体験できる博物館。ホタルイカの棲む深海をイメージした展示スペースやミュージアムシアター、ホタルイカの漁期であれば生きたホタルイカを体験することも出来ます。ご当地グルメ「ほたるいかバーガー」などホタルイカの珍味も賞味、おみやげとしてお求めできます。富山湾の神秘を体験できて、お子様連れにも最適です。
深層水体験施設タラソピア・ほたるいかミュージアム
〒936-0021 富山県滑川市中川原410
TEL/076-476-9300
魚津埋没林博物館
〒937-0067 富山県魚津市釈迦堂814
TEL/0765-22-1049 FAX/0765-23-9105
海の駅蜃気楼
〒937-0053 富山県魚津市村木定坊割2500-2
TEL/0765-24-4301 FAX/0765-22-1773


海岸線から少し魚津市に入ると魚津市立大町小学校内に魚津城跡があります。現在は石碑しか残っていませんが、柴田勝家を大将とする織田勢と越後上杉勢のちょっと悲しい戦いの場です。
魚津城は上杉景勝にとって織田軍を食い止める重要な拠点でした。天正10年。4万の軍勢の織田軍は、魚津城にわずか3,800人で立てこもる上杉勢を取り囲みます。80日間に及ぶ籠城と壮絶な戦いが繰り広げられます。窮地に立たされ上杉景勝自ら越後より布陣。しかし信濃、甲州からの織田軍が本陣春日山城に迫っていたため、上杉景勝はやむなく退陣。攻防の末、上杉勢の守将13人が自刃して果て落城します。奇しくも、その落城の1日前、本能寺の変で織田信長が討たれ、翌々日織田軍に全軍撤退の命が出ます。あと1日早ければ、戦況は変わっていたかもしれないとも言われています。歴史好きは一度訪れてみたらいかが?
※小学校内にありますので、入校の際は先生に一声お掛けください。もしかしたら詳しい歴史について教えてくれるかも…